本日は、先日読んだ1冊に関して書きたいと思います。
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」
子育てブログで人気となった著者・須賀義一さんのブログ(http://hoikushipapa.jp/)が、ダイジェスト版でまとめられたものです。
日本では、叱って躾けることがなんとなく当たり前になっていますが、
叱る前にできることがある、子供の自己肯定感を育ててあげることが大事
ということを、あの手この手で教えてくれる1冊です。
2020年4月4日現在、AmazonPrime会員なら、PrimeReadingで無料で読めちゃいます!
特に印象的だったのは、子供は1人1人、様々な大きさのクッキー缶を持っているという話です。
周りの大人が可愛がってくれたり、甘えたい気持ちを受け止めてくれたり、褒めてくれたりなど、
自分が受容されたと感じるたびに、クッキー缶にクッキーが1枚ずつ溜まっていくと。
クッキー缶が満タンの子供は気持ちに余裕が持てて笑顔でいられる一方、不足している子供は自分に自信が持てず余裕がない。
子供によってクッキー缶の大きさは異なるので、親がしっかり気を配って、
クッキー缶を満タンにしてあげることが大切だという話でした。
そうすることで、情緒も安定して、何事にも前向きに、自信を持って取り組めるようになるそうです。
この話、30歳の大人のゆか吉自身の仕事での経験にも通づるものがあるなと感じました。
新しい部署に配属されて間もない頃、そこでの仕事のスキル・経験がゼロに等しいため、
何をするにも自信がなく、仕事が全くうまく回りませんでした。
ところが、何もない私に対して、小さなことでも、とっても褒めてくれる上司が現れたのです。
その上司の部下になってからというもの、私の仕事への姿勢は前向きになり、自信も大きくなっていきました。
そして、1年後には、その部署で立派に仕事を回し、周りからも信頼してもらえる人材にまで成長することができたのです。
その時の上司には、心から感謝しています。
部署に配属されてすぐの頃は、私のクッキー缶は空っぽだったんだと思います。
そこに、たくさんクッキー入れてくれたんですね。その上司が。
私も、上司のように、部下にも、そして子供にも、たくさんクッキーを入れて上げよう。
そんなことを思った1冊でした。自分の身の上話が長くなってしまいましたが(笑)
子供を叱る前にできることがある・自己肯定感を伸ばしてあげることが大事!
この2つの学びを得られる、子育て前のママさんにオススメの1冊です。