仕事復帰のために子どもを保育園に入れる必要があるけど、ミルクを飲まない・・・
ミルクを飲ませるためにいろいろ試しているけど、うまくいっていないという方へ。
本記事では、下記の内容を紹介します。
1、ミルク克服までに試したこと【体験談】
2、ミルクを飲めない0歳児の慣らし保育【体験談】
この記事を書いている私は、0歳児を育てるワーママです。
生後3か月から突然ミルクを飲まなくなった息子を、生後8か月で、ミルクを飲めないまま保育園にいれました。
さまざまな努力の結果が実を結び、慣らし保育中にミルクが飲めるようになりました。涙
この記事では、試行錯誤の過程を紹介しています。
我が家の経験が、子どもがミルクを飲まずに悩んでいる方のお役に立てるとうれしいです。
ミルク克服までに試したこと【体験談】
試したことは、大きく3つあります。
- 哺乳瓶をくわえる練習(乳首には種類がある、乳首の種類を試す)
- ミルクの味に慣れる練習①(ミルクには種類がある、ミルクの種類を試す)
- ミルクの味に慣れる練習②(ミルクの与え方を工夫する)
哺乳瓶をくわえる練習(乳首には種類がある、乳首の種類を試す)
はじめは哺乳瓶すら加えてくれなかったので、哺乳瓶を加える練習から始めました。
具体的には、乳首の種類をたくさん試しました。
乳首には大きく分けると3種類ほど種類があり、飲みやすさに違いがあるためです。
また、ミルクを飲めないことを相談した小児科医の先生や助産師さん、保育士さんから、
乳首の種類を変えてみては?というアドバイスをいただきました。
乳首の種類
ここではざっくりとした乳首の種類をご紹介します。私自身も乳首に種類があるとは知らず、いろいろあるんだなと驚きました。。
- 丸穴タイプ:吸う力の弱い新生児のうちから使えるタイプ
- クロスカットタイプ:一定以上の吸う力が必要、吸う力によっては量もたくさん出るタイプ
- スリーカット:クロスカットと同じく赤ちゃんの吸う力によってミルクの出る量が変わるタイプ
我が家で試した乳首の種類
我が家では、通う保育園で使っている哺乳瓶メーカーピジョンの母乳実感をベースに3種類試しました。
1、pigeon母乳実感乳首 新生児~SSサイズ(丸穴)
2、pigeon母乳実感乳首 6ヵ月~Lサイズ(スリーカット)
3、pigeonスリムタイプ乳首 6か月~Yサイズ(スリーカット)
我が家では、毎晩寝る前の授乳前のタイミングで哺乳瓶をくわえる練習を実施。日替わりで試した結果、どのタイプもくわえられるようになりました。
新生児用はミルクの出やすさはあるものの、量があまり出ません。
最終的にはpigeon母乳実感乳首6か月~を中心に使ってミルクを飲む練習をしました。
ミルクの味に慣れる練習①(ミルクには種類がある、ミルクの種類を試す)
哺乳瓶拒否を克服するも、ミルクを飲まない息子。
ミルクの味に好き嫌いがあるのではないか?という仮説の元、ミルクの種類を試しました。
ミルクの種類を色々試すことで、ミルクの味に慣れ、飲めるようになりました。
ミルクの味は、各メーカーで異なります。
甘め~甘さ控えめ、一般的なミルクと風味が異なるものや、大豆ベースのミルクなど色々な種類があります。
我が家で試したミルクの種類
我が家では、哺乳瓶の乳首と同じく、通う保育園で使っているメーカー和光堂のはいはいをベースに4種類試しました。
1、和光堂はいはい:保育園で使っているミルク
2、明治ほほえみ
3、森永E赤ちゃん
4、和光堂ボンラクトi:牛乳成分を使っていない大豆たんぱくで作られたミルク
我が家で効果があったのは、和光堂のボンラクトiです。
和光堂のボンラクトiとは?
ボンラクトiは牛乳成分が除去されているタイプのミルクです。
息子が離乳食でとうふ・きなこなどの大豆製品をよく食べるので、試してみました。
製品に専門家に相談の上使用してくださいと書いてあったので、メーカー窓口に電話で確認したところ、離乳食を開始していて大豆製品にアレルギーがなければ使用に問題はないとのことでした。
カロリーは、他のミルクと大差ありません。使用方法も通常のミルクと同じです。
始めてから数日は拒否していましたが、だんだんと飲むようになってきました。涙
ミルクの味に慣れる練習②(ミルクの与え方を工夫する)
ミルクの味に慣れるために、ミルクの与え方にも工夫しました。
飲むにつながる可能性あることは何でも試すスタイルです。1日でも早く慣れてもらうために、与え方もいろいろと工夫しました。
具体的には、以下2種類の方法を試しました。
- 離乳食に少量を混ぜる
- 哺乳瓶以外のもので与える(スプーン、マグ、ストローマグ、コップ)
我が家で効果効果があったのは、離乳食に少量混ぜるとコップです。
離乳食に少量を混ぜる
離乳食は、生後5か月頃から開始しました。ミルクを混ぜた離乳食、最初から普段通り食べてくれました。
10倍がゆに少量まぜる、野菜ペーストを伸ばす際にお湯ではなくミルクを使うなどの方法でミルクを混ぜました。
コップ飲み
コップ飲みは、生後6か月頃から試しました。最初はうまく飲めませんでしたが、コップ自体への興味が高く、フチにかぶりつくしぐさが見られたので、可能性を感じました。
1~2か月ほど毎日続けるうちに、コップから少しずつ飲めるようになりました。
コップで飲ませるときは、コップのミルクがこぼれずになるべく息子の口に入るよう、息子をほぼ寝かせた状態で与えています。
マグやストローマグは、哺乳瓶と同様の反応で、乳首やストローをくわえるがミルクを飲む気配がありませんでした。哺乳瓶の練習はしていたので、同様の反応のマグやストローマグは2~3回試してやめました。
ミルクを飲めない0歳児の慣らし保育【体験談】
慣らし保育のスケジュール
4月頭から約3週間かけて慣らし保育しました。
慣らし保育開始時点で、息子は1日最高40mLのミルクを飲める状態でした。もちろん毎日は飲みませんし、飲みムラのある状態です・・・
ただ、ミルクが飲めなくても慣らし保育を進められました!保育園によるかもしれませんが、最初は預け時間が短いためです。
1週目:1日1時間からはじめて、昼食後まで(12時くらい)
2週目:昼食後からはじめて、お昼寝後まで(14時くらい)
3週目:お昼寝後からはじめて、夕方まで(17時くらい)←保育園でミルク飲めるようになりました
ミルク飲めなくても慣らし保育は意外と進む
先ほども書きましたが、最初は預け時間が短いので、ミルク飲めなくても慣らし保育は意外と進みます。
息子が通っている園は、昼食後と15時にミルクの時間があります。
14時でお迎えをしていた慣らし保育2週目までは、特に問題なく進みました。
ただ、慣らし保育中も、自宅でのミルク練習は継続していました。
お風呂上がりの授乳前に、哺乳瓶でミルクを与える→コップでミルクを与える→授乳という形で実施していました。
ミルクが飲めるようになった!
預け時間の長くなった慣らし保育3週目から、保育園でもミルクが飲めるようになりました!感激しました・・・
夕方まで預けた日のミルク記録は90mLでした。息子にしては上出来です。
その後も、自宅でのミルクの練習を継続して、いまではしっかり100mL以上飲めるようになりました。
ということで、我が家のミルク克服までに試したことのご紹介でした。